無信仰とな異なり特定の宗教宗派によらないお葬式である自由葬は、首都圏で行われる葬儀の1割ほどですが、年々増えてきています。
読経のかわりに音楽を流して告別は献花で行うのが一般的です。
宗教葬にしない代わりに、故人の意向と遺族の故人に対する気持ちをどう具視化するのかがポイントになります。
たとえば、若くして亡くなってしまったケースでは、やさしさ溢れる祭壇で、花の色目を多く使いレースとオーガンジーを間に挟んで、かわいらしいフリルをイメージして組んでみたり、エンジェルの置物を備えて安らぎを与えたりします。
焼香台はキャンドルスタンドを台にして、花留めとしてコサージュのピンホルダーを使用して流れるような花飾りにしておけば、キャンドルスタンドにキャンドルを立てることで、キリスト教式にも対応可能です。
カラーやクロユリ、コチョウランなどの花々とともに、アイビーで彩った祭壇で無宗教葬らしく仕上げ、安らぎを与えます。